わたしの今後…
そう思っていました。
主治医から両親も一緒に来ていただいて、話がしたいと言っていただき、両親に説明していただきました。
その時に何もしなかった場合の余命が知らされました。
もちろんそれはあくまでも画像を見る限りの判断で、確実なものではありませんでしたが。
知らされた余命のあまりの短さに、愕然としました。
心臓がドクンと鳴りました。
その日、主治医にサイバーナイフはやりませんと伝えるつもりだったのに、余命を聞いて迷いが出ました。
主治医はそれはそれは多忙な方で、診察も朝から夜までやり、手術も手掛けています。
予約をとるのも大変な先生ですが、私が納得して決断できるまで何度でもおいでと言ってくれています。
毎日毎日考えました。
昨日出した答えも、今日には変わる。
そんな日の繰り返しでした。
だれかが『こうしなよ』と言ってくれれば楽なのに。
主治医がそう言ってくれればどれほど楽か。
私の情けない部分がボロボロ出てくる(笑)
もし、おとうだったら何と言うだろう?
前に再発したときは『おまえの人生なんだから、自分のしたいほうにするのが一番だよ』と言ってくれた。
最後の最後まで手術を願って、できなかったおとうなら、サイバー選ぶだろうな。
聞かされた余命が自分で思っていた期間の半分もない。
やらなきゃならないことがまだたくさんあるのに、それじゃ時間が足らなすぎる。
余命がたったそれしかないのなら…
サイバーやってみるか。
どうせ短いのなら、ラストのワンチャンス。
頸動脈破裂の恐怖はあるけど、それまでにできることはやりつくしてやる。
上手くいったとしてもやってくるサイバーの副作用。
口の中の火傷だとか、味覚障害や嗅覚異常なんかにかまってられない。
次のサイバーでは更に気管が浮腫んで気管切開とかになるかもしれない。
そんなのもうどーだっていい。
生きなきゃ。
もうひとふんばり、するかー。
by tamaki-tamaki | 2017-04-09 00:19