そっかぁ。。。
長文です。
今日は私の定期の受診日でした。
2週間ほど前のCTの結果。
先生に促されて半年前の画像と見比べてみる。
そっかぁ。
そっかぁ。
大きくなってるんだね。
素人の私にすら、半年前との画像の違いがわかる。
先生は『ものすごく急に大きくなったというのではないけど、確実に大きくなってるね』と仰ってました。
油断してたなぁ。
がんに対して私ができることは、毎日笑うことくらいしか対処法はなかったから、そこはいい。それはできてる(笑)
気持ちのほう。
おとうが亡くなって、その数ヶ月後に3度目の再発があって。
その時私はあと2年、なんとかもたせてくださいと先生に懇願し、おとうに祈った。
たまきのことを、なんとかするまで。
それまでもたせてほしいと。
私は最低限やりたかったことはできた。
たまきの中学校卒業も見届けられた。
なんかね、ここ1年再発の影の気配がなかったから、欲が出てたのかな。
毎日なんだか忙しくて、時々すごくさみしくて。
それでも楽しいこともたくさん見つけて、やっと穏やかな日々を送れるようになったんだけどなぁ。
なんだかんだいろいろありながらも、なんとなーくこのまま高校卒業まで見届けられる。
と、変な自信みたいなものが芽生えていたので、今日の結果は正直ショックだったな。
遠回りしてしまいましたが。
選択肢はまた2つ。
3回目のサイバーナイフをやるか。
積極的な治療はせず、今後緩和医療に進むか。
私は放射線治療を一度。
再発して手術。
再々発してサイバーナイフ。
再々々発して2度目のサイバーナイフ。
同じ場所にこれだけ放射線をあててきた。
2度目のサイバーナイフも賭けだった。
先生がおっしゃるには2度目のサイバーナイフの副作用の頸動脈破裂で亡くなる方が多い中、私は奇跡的に予後がよいということだった。
次はないよと言われていた。
で、今日。
先生は『もし望むなら、サイバーナイフを受けるための紹介状は書くけど、今回ばかりはすすめられない。リスクの方が大きすぎる。あなたにはすべてを話してきたからあえて話すけど、なにもせず緩和医療にすすむより、サイバーナイフを選ぶ方が短命になる可能性が高いと思う。』
そっかぁ。
選択肢はあるとはいうものの、無いに等しいんだね。
あとはどう生きたいのか。
どう、終わりたいのか。
それに尽きる。と。
今日の今日で答えは出さなくて良い。
ひとまず両親と相談してくださいと言われてきた。
両親に話した。こんな話で申し訳ないな。
両親もどちらが良いのか考えあぐねてた。
私には言わないけど、おそらく諦めないでトライしてほしいと思ってると思う。
もしものことがあっても、こんなにがんばった。それでもダメだったんだから仕方ない。
そう思えるんじゃないかな。親として。
と、勝手に思ってる。
そりゃそうだよね。
だって、親だもの。
なにもしなかった場合、どういう経過をたどりますか?と先生に聞いてきた。
まずは痛みがやってくる。
そのあとは場所が場合だけに呼吸が苦しくなって、食事が喉を通らなくなるだろう。
と、いうことだった。
サイバーナイフをやって、予後が良くても、いずれはこの経過をたどる。
怖いなぁ。
そう思うと、サイバーナイフを受けてうまくいけばラッキー。ダメでも副作用の頸動脈破裂で一瞬で終われるなら、怖さは軽減されるな。
なんて考えも浮かんできた。
けど、私は何のために生きたいのか。
私は、たまきのために生きたい。
自分のための人生はもうとっくに諦めてる。
一日でも一時間でも長くたまきを見守りたい。
そう考えると、サイバーナイフは選択肢から外れていく。
サイバーナイフはたった数日で終わるけど、身体への負担もある。
やっと食事もおいしくとれるようになったのに、また味覚を失って喉の腫れと乾きと戦うのはしんどい。
がんばってきたつもりだけど、ちょっと疲れちゃったなぁ。
サイバーナイフをしなくても、もしかしたら、すごーくゆっくり進行して、思ったよりずっと時間が稼げるかもしれない。
先生の話を聞いてるとサイバーナイフは一か八かじゃないんだと思う。
十中八九は厳しい。そういうことなんだろうな。
当初先生にお願いした『あと2年』の期限はもうすぐやってくる。
覚悟しなきゃならないんだね。
ある日突然ブツリと人生を終わらせられたくない。
まだ残された時間でたまきのためにやっておきたいことがある。
まだ気持ちは堂々巡りで、答えは出せずにいるけれど、心の奥の方ではたぶん決まってる。
あとはそれを口に出して言う勇気がつけば。
こう考えると、おとうはすごい人だったな。
私には無いに等しいとはいえ、選択肢がある。
おとうは選ぶことすらできなかった。
怖かったろうなぁ。
不安だったろうなぁ。
私はまだたった1日なのに、言いようのない絶望感と戦ってた。
おとうはこんな気持ちをずっと抱えてがんばってたんだなぁ。
でも、おとうのそばには私もたまきもいた。
ずるいぞ。おとう。先に逝きやがって。
なんて(笑)
おとう、とんだとばっちり(笑)
このような読んでくれる方が気持ちよく読めないブログで申し訳ないです。
話もあっちに行ったりこっちに行ったり。
でも、どこかに発散しないと煮詰まってしまう。
けどね。
大丈夫。
明日もたくさん笑う予定です。
明日から2泊3日でたまきが帰ってくるんだもの。
笑わなきゃ損だ。
今日のブログへのコメントはお控えくださいませね。
(*^-^*)
今日は私の定期の受診日でした。
2週間ほど前のCTの結果。
先生に促されて半年前の画像と見比べてみる。
そっかぁ。
そっかぁ。
大きくなってるんだね。
素人の私にすら、半年前との画像の違いがわかる。
先生は『ものすごく急に大きくなったというのではないけど、確実に大きくなってるね』と仰ってました。
油断してたなぁ。
がんに対して私ができることは、毎日笑うことくらいしか対処法はなかったから、そこはいい。それはできてる(笑)
気持ちのほう。
おとうが亡くなって、その数ヶ月後に3度目の再発があって。
その時私はあと2年、なんとかもたせてくださいと先生に懇願し、おとうに祈った。
たまきのことを、なんとかするまで。
それまでもたせてほしいと。
私は最低限やりたかったことはできた。
たまきの中学校卒業も見届けられた。
なんかね、ここ1年再発の影の気配がなかったから、欲が出てたのかな。
毎日なんだか忙しくて、時々すごくさみしくて。
それでも楽しいこともたくさん見つけて、やっと穏やかな日々を送れるようになったんだけどなぁ。
なんだかんだいろいろありながらも、なんとなーくこのまま高校卒業まで見届けられる。
と、変な自信みたいなものが芽生えていたので、今日の結果は正直ショックだったな。
遠回りしてしまいましたが。
選択肢はまた2つ。
3回目のサイバーナイフをやるか。
積極的な治療はせず、今後緩和医療に進むか。
私は放射線治療を一度。
再発して手術。
再々発してサイバーナイフ。
再々々発して2度目のサイバーナイフ。
同じ場所にこれだけ放射線をあててきた。
2度目のサイバーナイフも賭けだった。
先生がおっしゃるには2度目のサイバーナイフの副作用の頸動脈破裂で亡くなる方が多い中、私は奇跡的に予後がよいということだった。
次はないよと言われていた。
で、今日。
先生は『もし望むなら、サイバーナイフを受けるための紹介状は書くけど、今回ばかりはすすめられない。リスクの方が大きすぎる。あなたにはすべてを話してきたからあえて話すけど、なにもせず緩和医療にすすむより、サイバーナイフを選ぶ方が短命になる可能性が高いと思う。』
そっかぁ。
選択肢はあるとはいうものの、無いに等しいんだね。
あとはどう生きたいのか。
どう、終わりたいのか。
それに尽きる。と。
今日の今日で答えは出さなくて良い。
ひとまず両親と相談してくださいと言われてきた。
両親に話した。こんな話で申し訳ないな。
両親もどちらが良いのか考えあぐねてた。
私には言わないけど、おそらく諦めないでトライしてほしいと思ってると思う。
もしものことがあっても、こんなにがんばった。それでもダメだったんだから仕方ない。
そう思えるんじゃないかな。親として。
と、勝手に思ってる。
そりゃそうだよね。
だって、親だもの。
なにもしなかった場合、どういう経過をたどりますか?と先生に聞いてきた。
まずは痛みがやってくる。
そのあとは場所が場合だけに呼吸が苦しくなって、食事が喉を通らなくなるだろう。
と、いうことだった。
サイバーナイフをやって、予後が良くても、いずれはこの経過をたどる。
怖いなぁ。
そう思うと、サイバーナイフを受けてうまくいけばラッキー。ダメでも副作用の頸動脈破裂で一瞬で終われるなら、怖さは軽減されるな。
なんて考えも浮かんできた。
けど、私は何のために生きたいのか。
私は、たまきのために生きたい。
自分のための人生はもうとっくに諦めてる。
一日でも一時間でも長くたまきを見守りたい。
そう考えると、サイバーナイフは選択肢から外れていく。
サイバーナイフはたった数日で終わるけど、身体への負担もある。
やっと食事もおいしくとれるようになったのに、また味覚を失って喉の腫れと乾きと戦うのはしんどい。
がんばってきたつもりだけど、ちょっと疲れちゃったなぁ。
サイバーナイフをしなくても、もしかしたら、すごーくゆっくり進行して、思ったよりずっと時間が稼げるかもしれない。
先生の話を聞いてるとサイバーナイフは一か八かじゃないんだと思う。
十中八九は厳しい。そういうことなんだろうな。
当初先生にお願いした『あと2年』の期限はもうすぐやってくる。
覚悟しなきゃならないんだね。
ある日突然ブツリと人生を終わらせられたくない。
まだ残された時間でたまきのためにやっておきたいことがある。
まだ気持ちは堂々巡りで、答えは出せずにいるけれど、心の奥の方ではたぶん決まってる。
あとはそれを口に出して言う勇気がつけば。
こう考えると、おとうはすごい人だったな。
私には無いに等しいとはいえ、選択肢がある。
おとうは選ぶことすらできなかった。
怖かったろうなぁ。
不安だったろうなぁ。
私はまだたった1日なのに、言いようのない絶望感と戦ってた。
おとうはこんな気持ちをずっと抱えてがんばってたんだなぁ。
でも、おとうのそばには私もたまきもいた。
ずるいぞ。おとう。先に逝きやがって。
なんて(笑)
おとう、とんだとばっちり(笑)
このような読んでくれる方が気持ちよく読めないブログで申し訳ないです。
話もあっちに行ったりこっちに行ったり。
でも、どこかに発散しないと煮詰まってしまう。
けどね。
大丈夫。
明日もたくさん笑う予定です。
明日から2泊3日でたまきが帰ってくるんだもの。
笑わなきゃ損だ。
今日のブログへのコメントはお控えくださいませね。
(*^-^*)
by tamaki-tamaki | 2017-03-24 10:10