たまきが生まれた日のわたしへ。

今回は私の私による私のためのエールのようなものです(笑)
あの日に戻れるなら、あのときの私に伝えたい。
そんなつぶやきです。



たまきが生まれた日のわたしへ。

28週で産まなくてはならなくなり、不安でいっぱいでしたね。
たまきに会える嬉しさと、元気に生まれてくれるのかの不安と戦っていましたね。

下半身麻酔でたまきを産み、その時に生涯でおそらくただ1度だけであろうたまきの泣き声を、産声を、聞いたでしょう?
その声をどうか忘れないで。
その声を聞けたのはあなただけなのだから。

その後全身麻酔に切り替えて、目を醒ましたとき、心配そうに手を握っていてくれてるのはおとう。

赤ちゃんは?と聞くあなたに『ちいさい口をいっぱいに開けてあくびしてたよ。かわいかったよ~』と満面の笑顔で話してくれましたね。

その言葉にどれほど安堵したことか。
反面、まだ生まれてくる準備中だったたまきを早く生んでしまったことに申し訳なくて情けなくて泣いてしまいましたね。

その子は残念ながら重い障害を負うことになります。

気管切開をして、食事は鼻から胃に通したチューブ。将来的に歩くことも困難、知的な成長も問題ありと言われ、なにをどう受け入れていいのかわからず途方に暮れるでしょう。

長く暗いトンネルの中で、入り口も出口もわからずただ泣きながら歩き回るような、終わりがないのではないかと思うような不安がやってきます。

でも、大丈夫。
その子は思いのほか元気にがんばってくれますよ。
歩いたり、話したりというものは持たされずに生まれてしまいましたが、成長するにつれ、とびきりの笑顔で笑う子になりますよ。

その笑顔のおかげであなたもおとうも前を向いて歩いていくことができます。

その子はあなたたち夫婦に生きる意味を与えてくれます。
あなた達夫婦の日々を豊かにしてくれます。
その子はたくさんの笑顔を運んできてくれます。


その子にはまわりからたくさんの手が差し伸べられます。
だから、心配しないでどんどん人とかかわってください。
それがその子の成長に繋がるはずです。

その子の成長を一緒に喜んでくれるたくさんの人に出会えますよ。
楽しみにしていてくださいな。

やがて学校へ通うようになり、長いトンネルを歩いてきたのは自分だけではないとわかります。
みんな一生懸命に生きてきて、それはそれは素敵な笑顔の子供たちに出会えます。

ただ、ひたすらに生きる子供たちに出会えます。
そんな子供たちを支えてきた親御さんたちに出会えます。
そこからまたあなたの人生は広がります。
だから、安心して。






そして。
あなたが思うほど、家族3人での暮らしは長くないんです。

思っていたよりずっと早く、思ってもいない形で終わりが来ます。

だから、家族3人の暮らしをもっともっとたくさんの笑顔で彩ってください。

寝るのがもったいないくらい今日を楽しんでください。
そして明日が来るのが楽しみで仕方ないと思いながら眠りについてください。

家族3人で過ごせる時間には限りがありますが、あなたはとても幸せな日々を送ることができますよ。

だから、あなたはがんばらなくてはいけない。
泣き言を言ってる暇があったら、その時間をたまきを抱き締める時間にあててください。

ただ待っているだけでは幸せは来てくれませんよ。

まずは今、そこで手を握ってくれているおとうとの時間を大切に。
そしておとうと一緒にたまきと過ごす時間をもっともっといとおしんで。





最後に。
2015年6月3日。
この日だけは片時もおとうから離れずそばにいてください。

この日、おとうのそばにいないとずっと後悔することになりますよ。
ずっとです…
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by tamaki-tamaki | 2017-01-10 11:33 | Comments(0)