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2月は…

先日。私が主治医を受診した際に言われたことば。
『あなたのガンは再発転移を繰り返している、いわは完治困難なガンといえるでしょう。捉え方としては末期と考えて、これからの生活の事をきちんときめたほうが良いのでは?』と言われました。

もし急に入院、手術となった場合、お子さんはどうするの?と。
それは遠い未来の話ではなく、明日起こるかもしれないこと。
そうなったときに行き場がなくかわいそうな思いをさせることになる。
反対に、たまきの身の安全をはかれないと、私自身も治療を受けることができない。

今は声帯が半分動いていないので、術後滑舌が悪くなっている上にかすれてしまい、まるで天竜源一郎さま状態(笑)
たまきを抱いて移動すると呼吸が苦しくなる。
ちょっとむせると咳喘息のようになり、息が吸えなくて気が遠くなる。

それでもなんとかなるかな、と、ずっと目をそらせてきていた問題。なんとかなるわけないのにね。

最近の私は少し忙しすぎました。
考えること、やることがいっぱいで余裕がなかった。
心も身体も少し疲れちゃったかな。

なーんにも追われることなく、ただ1日をたまきと穏やかに過ごしたい。そればかり願って日々過ごしてきました。

が。

いずれたまきを入所させたいと思っている重度心身障害児の療育センターに1ヶ月預けることになりました。

私の主治医は辛いでしょうがそのまま引き続き入所させておく方向が良いでしょうと。
そもそも主治医は私の置かれた環境を充分承知していて『あなたは生きなくてはいけない』とオペに踏み切ってくれた先生。

その先生がそう言うんだから、そういうことなのだろうな。と思う。

療育センターのソーシャルワーカーさんにも出来れば引き続きの入所をお願いしたいと伝えてある。ベッドの空き具合で確約はできないが、そういう方向で考えましょうと言われました。

でも、心の中と、自分の口から出た言葉はうらはらで、たまきのいない生活がやって来るかと思うとものすごい喪失感に襲われています。

明日からたまきはひとまず入所になります。
たまきの好きなDVDや絵本、おもちゃ、ぬいぐるみ。用意をしながら涙がぽろり。

おとうがいなくなってから、たまきのためにとがんばってきた。そのたまきが手元からいなくなる。

なんにも知らないたまき。
毎晩抱っこしながら話して聞かせたけど、ニコニコ聞いてた。

もちろん可能な限り会いに行くけど、なんでお家に帰れないのかな、お迎えに来たんじゃないの?と思うのかな。

毎晩のように寝入り際に泣いて、抱っこして落ち着かせてあげるとすっと寝入るたまき。
今夜は泣かずに寝入りました。

明日も明後日も、ずっと変わらないと思ってるんじゃないかな。
でも。明日からは夜泣いても私はそばにいない。

センターの看護師さんには泣いたら抱っこしてあげると落ち着きますと伝えてあります。
毎度の対応は難しいと思いますが。

まだ今後のことははっきり決まっていないので、3月は帰ってくるかもしれないけど、これからのたまきの過ごす日々が、どうか笑顔いっぱいの毎日でありますように。

一緒に暮らすことが叶わないのであれば、たまきの幸せを願うのみ。
今の私にはたまきがすべて。

正直、体調もいまいちで生きるのも楽じゃない。楽じゃないけど、それでも生かされていることに感謝。
たまきのためにもがんばって生きなくては。

by tamaki-tamaki | 2016-01-31 00:30