副作用

おとうね、先月中に退院しました。
退院直後は特に副作用もなく、そこそこいい感じだったのですが…

手足症候群という副作用が出てきました。
手や足の裏がカサカサになりひび割れたり、発赤して水ぶくれになったりというもので、酷い痛みを伴うようです。

おとうの場合は、足の裏の体重がかかる場所に発赤が出てきました。
とても痛いらしく、普通に歩くのすら辛そうです。
全身の倦怠感も相当ひどいようです。

でも、おとうは副作用が出るくらいの方が、薬が効いてる場合があると医師から聞いたとニコニコ話してます。

実際、どうなのかな。
お薬の効果、正直、今のところ私には感じられません。

お腹は不自然なくらいに張ってしまい、常に苦しいと言ってます。

最近ではいつもの痛み止めが効かないときがあり、本当に痛いときだけ飲むという強めの痛み止めを時々服用するようになりました。

夜中私がふと目を覚ますと、隣で座ってじっと痛みをこらえながら目を閉じてるおとうがいます。

辛いなぁ。
辛いよ。
こんなにそばにいるのに、なにもできない。

もちろん一番辛いのはおとうだけど。
わかっているけど。
そんなの、わかってるけど。

それでもおとうは身体を引きずるようにしてお仕事に出掛けていきます。

個人事業主だから、手を着けているお仕事は終わらせないと。と。
おとうはそもそもがお仕事が大好きなひと。
趣味は?と聞けばすぐに『仕事!』と返事するようなひと。

けど。

もういいじゃん。
なんもかんもほっぽりだしちゃいなよ。
好きなことだけすればいいよ。
あなたは、今、何がしたい?

言いたいけど、言えないことば。
これを言っちゃったら、おとうはきっと崩れちゃう。

毎日がトランプでお城を作っているような、ふっと風が吹いたらパラパラと壊れてしまいそうな、そんな漠然とした不安の中で右往左往してる私。

今、おとうをあんなに強くしているものって何なんだろう。

夜も痛みや苦しさで満足に眠れず、それでもお仕事を黙々と続け、痛みを訴えはしても、腐ることなく日々の生活を淡々と送る。

たまきには相変わらすの愛情をそそぎ、体調が良ければ抱っこしてピアノを弾いてあげてる。

自分にはそうは時間はないとぼそりと話すけど、私はおとうの泣き言を聞いたことがない。



私もいろんな病気と格闘してきて、私の事を知る人は私に『強いね』と言うけど、そうじゃないんだよ。

強くなんかないんだ。強いふりして、大丈夫なふりして。そうしていないとたたかえないから。

いつもいつも不安でいっぱい。

泣いてわめき散らしても、現状はなにも変わらないってわかっているから泣けないんだ。

泣いたら自分がかわいそうになっちゃう。
何で自分だけこんな見えない相手とたたかわなくちゃならないんだと、かわいそうになっちゃうじゃないか。

そしたら笑えなくなっちゃう。
身体は病気でも、心は頑健でいようと。
心まで病気に乗っ取られちゃだめだ。
私はそんな風に生きてきた。
はたから見れば強く見えるのかもしれない。
ひょうひょうとしていて事の重大さをわかってないんじゃ?と思われるかもしれない。

でも、違うんだ。
受け止めて、じっと見つめて、考えて。
考えても考えても答えなんかないって思い知るまで考えて、そうするとザワザワしていた気持ちは、深い水の底に沈んでいくように穏やかになっていく。


おとうもそうなのかな。

おとうの飲んでるお薬は4週間服用して、2週間のお休みのインターバルがある。
そのインターバルで手足症候群は一時的に回復するらしい。

あと1週間でインターバルを迎える。
その間に良くなるといいな。

こんなに副作用で辛い思いをしてるんだから、効いてくれなきゃ怒っちゃうぞー!ほんどだぞー!
何に怒ればいいのか知らんけど。

明日はたまきの14才の誕生日。
家族3人でお祝いしよう067.gif
ケーキ用意しなくちゃね♪

楽しい一日になりますように(*´∇`*)

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by tamaki-tamaki | 2015-04-08 11:05