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再発・・・

慌ただしく日々を過ごしております。

実は一昨年の暮れに発症し、一時は完治したかと思われていた中咽頭がんが再発しました。
原発の部位と左の首のリンパへの転移も確認されました。

今年に入ってから首のリンパの腫れを確認し、検査を重ねてきましたが4月の末にはがんと診断されていました。

私の場合、では、手術で取りましょうとか、抗がん剤で叩きましょう。とすんなりとはいかず。。。

まず、一度放射線をあてた部位の再発転移であること。
これは一度放射線があったった部位の細胞(血管等)はとても硬くもろくなっており、手術そのものが困難であるということ。

そして現在透析中であるということ。
透析していると、傷の治りが遅く、今回は「皮弁」という他の部位から皮膚や筋肉を移植するオペも必要なため、その定着率が悪いということ。

最後に免疫抑制剤を長きにわたって服用してきたこと。
免疫抑制剤を飲み続けている期間が長ければ長いほど、術後の感染症のリスクが飛躍的にあがること。
術後の感染症も私の場合死に直結するということでした。

私の首には頸動脈に寄り添うようにがんがあるようです。

先生がおっしゃるには「もう少し発見が遅くて、頸動脈を取り巻くようにがんが発達していたら手術そのものが不可能だったろう」ということでした。

この事実を診察室でひとりで先生から聞かされ、一瞬なにも考えられなくなりました。

ひとまず「主人とまた来ますので、主人にも説明してください」とお願いして、それからさらに検査を重ねました。

母に伝えれば電話口で泣かれ、私はずっと泣けずにいました。

数日後、主人と一緒に先生のもとへ。
主人には「覚悟して先生の話をきいてくださいね」と事前に伝えておきました。

そして現在の病状を説明され、選択肢が提示されました。

・すべての治療をあきらめ、緩和ケアしながら数カ月、数年と命を刻むのか。
・勝算の低い手術を覚悟の上で受けるのか。

その場で決める・・・といった雰囲気で。

一瞬、緩和ケアすれば手術中に突然命が絶たれることもなく、たまきのこれからのことを少しでも準備する期間があるんだ・・・とも考えました。

でも、その先は?
少しずついろんな場所に転移してあと何日生きられるんだろうって不安の中、日々を過ごすほど自分は強くない。

じゃあ、手術受ける?
でもでも、手術中に亡くなる可能性も高いと先生はおっしゃっていた。
決して脅しではないと念を押された。
たまきのこと、家のこと、なんにもできずに一瞬でいなくなるなんていやだ。

だけど、どちらかを選ばなくちゃなんだよね。

今なら選択肢がある。
緩和にしか進めないというのなら、もう選ぶ余地もないけど。
難しい手術だけど、治るかもしれない。
まだまだたまきと過ごす時間が増えるかもしれない。

先生は「私に命を預けてくれるというのなら、この手術やりましょう。リスクは大きいけど、やる価値はあると思います」とおっしゃってくれました。

そして・・・

早々に入院と手術の日にちが決まりました。
6月12日入院、19日に手術です。

いちばん気がかりだったたまきも通いなれた療育施設に長期で預けられることになりました。

今回の私の手術は
・首のリンパ切除
・中咽頭切除
・中咽頭の再建
・首、リンパの皮弁

首のリンパを取り去って、そこに感染防止のため左乳房の大胸筋を抜きとり皮弁(移植?)します。
口の中のがん細胞をまわりの組織ごとごっそりえぐりとります。
えぐった口のなかには太ももの皮膚や筋肉を皮弁(移植?)します。これをしないと発語と嚥下が困難になります。
そして・・・気管切開。
これをしないとオペができないそうで。

術後は首が痛くて、口が痛くて、太ももが痛くて、胸も痛い。
でも、気管切開していて痛さすら訴えられないのかなと思うと逃げ出したくなります。

オペの所要時間は10~12時間。
腎臓の移植の時が4時間くらいだったかな。

今回は私も相当ふんばらないと戻ってこられそうにないので、これで最後と思ってがんばってきます。

まだ入院までは日がありますが、忙しくなりそうなので早めのご報告。

入院期間は大きな問題がなければ2カ月程度。

無事に戻れるように祈っていてくださいね。

ではでは、行ってきます!!!
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by tamaki-tamaki | 2012-06-08 00:39 | Comments(6)